自助グループに集まってくる人

 

では、そもそも自助グループとはどういった人々の集まりであったのだろうか。高松里著『セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド』から参考にする。

まず、これらのグループを開催する目的は主に5つが挙げられている。

問題の解決や軽減、問題との付き合い方を学ぶ、安心していられる場所を作る(居場所作り)、情報交換、社会に対して働きかけをする、である。そして、自助グループには、病気や障害を持つ人たちや暴力の被害者、マイノリティ、不登校・引きこもり、死別した人、専門職の人などが所属するグループでおおまかに分けられる。

摂食障害は嗜癖(依存)を持つ人たちのグループに分類されている。

また、セルフヘルプ・グループとサポート・グループが存在する。セルフヘルプ・グループは専門家が協力することもあるが、基本的に本人たちの自主性・自発性が最も重要視されている。

また、この論文にも紹介されているように、どこのセルフヘルプ・グループのミーティングにも「言い放し、聞き放し」の形態が多い。

さらに、問題が「治る」とか「解決する」ということが期待できないものを扱うグループが多いということだ。